治療前	治療後　ジルコニアクラウン

ブリッジとは、歯が抜けてしまった場合に、両隣の歯を削って、土台を作り、橋渡しをするように人工の歯を入れて、欠損部分を回復するものです。

その様が、橋を架けているのに似ているので、ブリッジと呼ばれており、ほぼ、全ての歯科医院で行われている非常にポピュラーな治療法です。

ブリッジには、保険が利くので、安価で見た目、機能的な回復も良好なため、保険治療の場合には、まず、ブリッジが可能かどうかを検討し、ブリッジが適用出来ない場合には、部分入れ歯にするというのが一般的です。

また、保険外の場合には、ブリッジではなく、インプラントが可能となる場合もあります。

保険のブリッジの場合には、前から３番目の歯（犬歯）までしか白い歯にすることができず、前から４番目以降の歯は、一部例外はありますが、金属の歯になります。

保険治療のブリッジ

ブリッジの治療の中で、保険は適用されないのですが、ジルコニアブリッジというものがあります。
ジルコニアブリッジとは、中がジルコニア(人工ダイアモンド）、外側がセラミック（陶器）でできたブリッジです。

通常の白いセラミックブリッジの場合は、強度の問題で中は金属になるのが一般的なのですが、セラミックが欠けると金属が見えるため、審美的に問題が出てきます。

その点、ジルコニアは強度が強く、表面のセラミックが欠けにくいので、審美的にも有利です。

特に前歯は顔の印象を決定づけるのに大きく関わってきますので、将来的 長い目で見て決して高い買い物ではないのかもしれませんね。

歯科助手 大野