歯周病は生活習慣病といわれています

究極的には、人類が調理を覚えたときから、歯周病は運命づけられていたといわれていますが、現代人は調理しないでは、食べられませんよね。

そこで提案、食生活を見直してみてはいかがでしょうか。食生活改善ですね。でも難しいことではないのです。和食の代表選手である野菜、魚、玄米です。

緑黄色野菜に含まれるβカロチン(ビタミンA)は免疫を適正に働かせ歯周病菌の感染を防ぎます。またビタミンB2には口腔内の運炎症を和らげる効果があります。小魚海藻等でカルシウム、ミネラルを補給し丈夫な歯を作りましょう。大豆、ゴマで良質なたんぱく質とビタミンEをとるようにして下さい。

タンパク質は歯の基質を作る材料となります。またビタミンEには抗酸化作用や傷跡を残しにくくする作用もあります。主食としては、白米よりも玄米や7分つき等の米が理想的です。胚芽の部分には前述のビタミンEやビタミンBも含まれ、またフィチン酸には歯垢形成抑制効果が報告されるなど歯に良い食品だといえます。

出来るだけ硬いものをしっかり噛む事で、歯の周囲の組織を刺激し強くします。唾液がたくさん出るので殺菌効果も期待できます。これにも玄米は適している食品です。他にはセロリ、人参、タクアン、さきイカ、モモ肉等もお勧めです。

とまあここまでは食べることばかりでしたが、反対に食べないことも最近は注目されています。空腹はサーチュリー遺伝子(別名 長寿遺伝子)を働かせ壊れた組織を修復するというものです。歯周組織も例外ではないでしょう。昔からいう「腹 八分目」というやつです。昔の人は、長寿遺伝子は知らなくても、経験的わかっていたんですね。実際にはそれで十分ですか。

最後になりましたがバランスの取れた食生活に加えて、禁煙、十分な睡眠、ストレスをためない生活、適度な運動も重要です。生活習慣病とはいえ、感染症でありますので免疫力を高めることも予防につながります。喫煙の際吸い込む一酸化炭素は細胞への酸素取り込みを阻害し機能を低下させます。お口の免疫細胞の活性もダウンです。不規則な生活についても免疫低下を呼ぶと考えられています。特に寝不足、副交感神経の働きをおさえ、免疫をさげることが近年わかってきました。またストレスも、万病の元のように扱われていますよね。

歯の話が脱線しそうですが、体と心の健康に気をつけ、歯周病と縁の薄い楽しい人生を送って頂く事を願うばかりです。

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歯科衛生士 上濱

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