Dr、筒井 講習会

Dr、筒井 講習会

咬合学で有名な筒井照子先生の講習会へいってきました。以前から一度受けたいと思っていたのですが、九州の先生なのでなかなか機会がなかったところ、大阪でセミナーがある事を聞き早速いってきました。

どんな話がきけるのか楽しみにしていると、のっけから[患者によりそう事の大切さ」から始まりました。長年第一線で活躍されている先生が仰ると妙に説得力があるから不思議ですね。つい忘れてしまいそうな第一歩 ありがとうがざいました。

最近は70歳を越えてから顎関節症を発症するケースもあるそうです。それくらいになると関節も変形していて当然で、臨床的治癒にもっていくには関節の位置よりも筋肉がリラックスする位置を探すことが大切ということでした。この分野でも硬組織の関節よりも軟組織の筋肉が注目されているんですね。

後面白かったのは、自分で腕枕をする習慣のある25歳の男性は上顎骨が横にずれて鼻の梨状孔までもがひずんでいるX線写真でした。頬杖などを習慣にすると、顎、関節がゆがんで頭蓋の生活習慣病になってしまいます。

習慣というのは恐ろしいですね。でも逆に考えれば、姿勢をただせば、このような生活習慣病にはならないということでもあります。

1番 恩恵を受けやすいのは子供たちです。成長期のお子さんには、背筋をのばして、口を閉じて鼻で呼吸するように指導しましょう。

歯科医師  前田

ブログ

前の記事

インプラント