床矯正研究会

床矯正研究会
床矯正研究会
久々に床矯正研究会へいってきました。いつもは主幹の鈴木先生が講演されますが、今回から副主幹の花田先生の講演でした。
同じ矯正の話でも、天才肌の鈴木先生と理論派の花田先生では切り口がちがうので、新たな発見や、気づきがありました。立ち位置をかえて聞くのも、知識の整理になって良かったです。
昔、矯正を始めた頃は講習をうけても???でしたが、今は身をもって”地獄”?を体験してるので、内容に深くうなずけました。

いままで、いくつかの新しい矯正治療のコースを、受講してきましたが、目指す方向は同じのように思えます。委縮した顔面と口腔の回復、機能の復活でしょうか。

いままでのやり方 アメリカ式のやり方に疑問をもつ歯科医師たちが、集まって熱気ムンムンです。なんとかしなくてはという強い思いが感じられました。

話は変わって、補綴 歯科の対象はもっぱら、歯の硬組織でしたが、矯正の分野では筋肉・舌などの軟組織の影響が再びクローズアップされています。 なかでも斬新なものは、軟組織を治療の基準、目安として位置ずける方法です。鼻や頬 そんなフニャフニャのものあてになるのかという印象をうけます。

従来は頭蓋骨の中心にあるトルコ鞍を都合上 不動のものと仮定して基準にしていましたが、それではうまく説明できないケースがでてきました。実はこれも動くもので基準点には向かないのでは、という考えから軟組織を基準にという流れになったようです。頭蓋骨はたくさんのピースからできていて、基準点もそのうちの1つ。それぞれのピースが移動できることは想像しやすいことです。いままでの方法では説明できなくなったので、あたらしい解釈がうまれる、進歩してるって感じですね。

歯科医師 前田

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