思春期は虫歯になりやすい?~思春期に気をつけたいこと~
虫歯というと、小さいお子さんをイメージしませんか?小さい子は、歯磨きがうまくできなくて、仕上げ磨きをしてあげないと虫歯になることがあります。
しかし、親の手から離れた思春期も虫歯になる確率が高いと言われています。
しっかりと自分でお口の管理ができていない
思春期にもなると、小さいころと違って自分でお口の管理をすることになります。
そのため、小さいころからきちんとした歯磨きの習慣ができていないと、磨き残しの部分から虫歯になってしまうことが多くあります。
間食が増えることで虫歯のリスクが上がる
思春期になると、お友達同士で出かける機会も多くなると思います。カフェにいったり、友達同士でランチに行ったりと、楽しい時間はすぐに過ぎてしまいますよね。
その時に、歯磨きを持ち歩いている人はほとんどいないのではないでしょうか。そのため、お口中に食渣やプラークが残り、放置してしまうと虫歯になってしまいます。
虫歯だけでなく歯肉炎にも注意
歯肉炎の症状は、歯茎の腫れや出血などがあります。
特に中高生ぐらいになると、歯磨きのときに出血をしてもあまり気にしない人のほうが多いのではないでしょうか。
歯肉炎になると、歯茎が腫れることで、歯との境目に段差ができて、余計に磨き残しが残りやすくなり、さらに歯肉炎を悪化させる原因となります。
スポーツドリンクなどで虫歯に
中高生になると、部活や体育などでスポーツドリンクを飲む機会が増えます。
スポーツドリンクをのんでも、しっかりと歯磨きをすれば問題はありません。
しかし、スポーツドリンクを飲んだまま、歯磨きをせずに寝てしまったりすることが習慣となってしまうと、歯の表面の虫歯の原因となります。
虫歯や歯肉炎にならないために
思春期は虫歯や歯肉炎になるリスクが高いとお話ししましたが、どのように予防したらよいのでしょうか。
まず、歯磨きをせずに寝るという習慣はなくしましょう。
学生の場合テスト前など夜遅くまで勉強して寝てしまうというケースも少なくありません。寝る前には歯磨きをする習慣をつけましょう。
お口の中のチェックをする
自分のお口の中を鏡で見て確認する習慣をつけるのも良いかと思います。
健康な歯茎はひきしまっていて、薄いピンク色をしています。
赤く腫れていたり、歯石がついていたりした場合は、歯科医院に相談するようにしましょう。