子どもの虫歯予防

食生活で工夫する3要素

  1. 食物の種類
  2. 食物の与え方
  3. 歯質の強化

食生活で工夫する3要素

1.食物の種類[危険な食物を安全な食物に変える]

危険→

・チョコレートパン(ケーキ)
・オレンジジュース
・りんごジュース
・原材料に砂糖が入っている食べ物や飲み物
・歯を溶かす酸性の飲み物
・口腔内に長時間留まる留まる食べ物

安全→

・野菜、果物、乾物、ドライフルーツ
・シュガーレスのもの
・水、お茶、お湯
・よく噛む食べ物

2.食物の与え方[危険な与え方(食べ方)を安全な与え方(食べ方)に変える]

危険→

  • ダラダラと飲食させることになる行為(ほしがるたびに与える、お菓子を袋ごと与える、飲み物を瓶・缶で与える)
  • 歯の防御力が弱くなる時間帯に与える(眠くてぐずっているとき、寝る前)
  • 口に含む時間が長くなる
    (哺乳瓶にイオン飲料を入れて与える)

安全→

  • おやつは食後に与える
  • おやつは分量を決めて、小皿やコップで与える
  • 歯に触れる回数、時間に注意する

3.歯質の強化[日常生活の中でフッ素を多く含む食品を取り入れる]

フッ素を多く含む食品例→

  • 牛肉
  • 大根
  • じゃがいも
  • りんご
  • みかん
  • 人参
  • えび
  • いわし

フッ素を含む調味料→

  • 味噌
  • 砂糖

食後に、フッ素を含む番茶やほうじ茶などのお茶を飲む習慣にする。
フッ素配合の調味料を利用して料理する。
◎歯科医院でのフッ化物歯面塗布も重要な処置になります。

歯科助手 藤本