若年性歯周炎

若年性歯周炎

皆さんは若年性歯周炎という言葉を聞いた事がありますか?正式名称は侵襲性歯周炎と呼ばれる歯周疾患の一つだそうです。
特徴としては、通常、歯周病というものは35歳頃から少しずつ発症する場合が多いのですが、若いうちから歯周病が発症する場合にはこの侵襲性歯周炎の可能性が高くなります。
では、通常の歯周病とはどのような違いがあるのか、まとめてみました。
30歳以下の、若い年齢の人にでも発症します。

・通常の歯周病よりも急速に進行

・前歯と第一大臼歯に限って発症することが多い

・家族集積性が見られることがある。(家族の中に同じような症状の人がいること)
一般的な歯周病の治療法では治りにくい場合がある
若い方にはあまりイメージの湧きにくい歯周病ですが、こういったケースもあるという事に驚きました。
一般的な治療法では治りにくい場合も、とありますが、通常の歯周病の治療に加え、お薬での治療が有効となる場合もあります。
まずは歯周病にならないように毎日の生活を心掛ける事が大切ですが、定期的に歯医者さんでの検診を受ける事も重要ですね。

歯科助手 松本