口腔内ケア

DSC_1066_2.jpg

朝夕がすっかり秋らしくなりましたが、日中は まだまだ暑いですね。
季節の変わり目というのは、体調を崩しがちですが皆さん体調の方はいかがでしょうか?
お口の中の調子も「何だか違和感がある。」と来院される方も増えてきています。

他の病院は行っても歯医者だけは苦手という声も時々耳にしますが、痛くなれば仕方なく行くという方も少なくないのではないでしょうか?
歯科治療で一番大事なことは、やはりお口の中を清潔にしておくことだと思います。

「お口の掃除だけで行ってもいいの?」と言われる患者さんもいらっしゃるのですが、もちろんどうぞお越しください。
とっても大切な事です。
前田歯科では、まず歯茎が腫れていないかチェックします。それから、お口の中の歯垢を取り出し顕微鏡で見て悪い細菌がいないか調べます。誰しもお口の中にはカビや細菌が多かれ少なかれいるものです。

色んな細菌がいる中で特に糖尿病や心筋梗塞、動脈硬化にもなり得る悪い細菌がいると、お薬を飲んで無くすようにします。

また、市販されていない濃度の高いうがい薬もお口の中を清潔に保つのにとても効果的で、「さっぱりして 気持ちいい」と長く続けてらっしゃる患者さんも多いです。

先日、私の友人が歯の掃除をしてもらいに歯科医院へ行った時、使いまわしの歯ブラシで掃除をされたのがすごく嫌だった、と言っていました。
家族でも歯ブラシを共用するのは抵抗があるのに、消毒をしているとはいえ知らない他人と同じ歯ブラシを使うのは、確かに嫌なものですよね。
もちろん、前田歯科では、患者さんお一人お一人に、さらの歯ブラシを使い、使った歯ブラシや歯間ブラシはまだお家で使えるのでお持ち帰りいただいてます。
年を重ねていっても、できるだけ長く自分の歯でおいしい食事を楽しむ事ができるように、しっかりお口の中のケアを習慣づけたいものですね。

歯科助手 大野