生まれてくる赤ちゃんの虫歯予防

☆産まれてくる赤ちゃんの虫歯予防

生まれてくる赤ちゃんの虫歯予防

歯科医院に来られる患者さんから 「歯医者さんは 苦手」という声を  よく聞きます。
出来るだけ我が子にも 通わずに済むようにさせてあげたいものです。

実は虫歯予防は 妊娠中から始まっています。赤ちゃんに乳歯が 生え始める頃、もしお母さんの口の中にたくさんの虫歯菌がいたら、産まれたばかりの赤ちゃんの口の中に、ほとんど間違いなく虫歯菌が感染します。

この時期に悪玉菌が定着してしまうと、その子供の口の中は、悪玉菌の天下になってしまいます。
これをひっくり返すには、大変な努力が必要です。

虫歯予防の第一は、まず妊娠から乳歯が生えるまでの間に、虫歯菌を赤ちゃんに感染させないことです。
ところが、妊娠、出産、授乳、この時期はつわりに始まる変調の為に、食事も不規則になります。

出産後は、出産による疲労、、育児の忙しさと疲れのためにお母さんの口の中の衛生状態は、どうしても悪くなりがちです。
妊娠を知ったその日から、出産に備えて、口の衛生に気を配る、これが赤ちゃんの虫歯予防のとても効果的な第一歩です。
乳歯は妊娠5~9週で お腹の中の赤ちゃんの顎の骨の中で 歯の卵ができ始めます。
妊娠16週には、もう6歳頃に生える第一大臼歯の大人の歯の卵ができ始めます。
この時期は 赤ちゃんの体の元になる部分が出来る時期ですから、お母さんの健康と栄養が特に大切です。
ビタミンAやDの不足は、歯や顎の正常な発育を妨げることがしられています。
子供が小さいうちは、母親が責任を持って衛生管理をしてあげましょう。
妊娠がわかったその日から 「お母さん」がスタートします。

歯科助手  大野

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