歯肉退縮

 

       !cid_01@150415_122846.jpg

 

 《歯茎が下がる・痩せる》  

 歯茎が下がる・痩せる症状を「歯肉退縮」といいます。  


 【歯肉退縮の主な原因】  

 ■加齢  

 若いうちは歯茎のお手入れを怠っていたとしても、目に見えて大きな影響は感じないかもしれません。ですが、歯茎は一般的に10年で2ミリも下がると言われています。 

   ■歯周病

 一番の原因として考えられるのが、日本の80%以上もの人がかかっているといわれている歯周病です。歯周病になると歯茎に歯肉炎がおき、歯と歯茎の間にプラーク(歯垢)がたまります。すると炎症が進み、最終的には歯を支えている骨が溶けてしまい、それに伴って歯茎が下がっていきます。  

 ■間違った歯磨き  

歯の磨きすぎや間違った力の入れ方によって歯茎が痩せることがあるのです。良かれと思ってゴシゴシと強く力を入れて磨くことによってやわらかい歯茎が削れていき、それが歯茎の老化につながるのです。また、歯ブラシを大きく動かしすぎたり、歯間ブラシを無理に通そうとしたりすると、歯茎を傷め痩せさせてしまう原因になります。   

   ■噛み合わせ

 一部の歯が強く噛み合わさっている場合や歯軋りなどが原因で極度な力が加わった場合に、その部分の歯茎が痩せて歯根が見えてくることがあります。また、歯列矯正をしたことがある方は、歯を人工的に動かしたことが原因で歯茎が下がることもあります。  

 

 【歯肉退縮の問題点】 

  ・審美性(見た目)の問題 ・歯根が露出することで、根面カリエス(根っこの虫歯)や知覚過敏になりやすくなる。 ・歯間部に隙間ができ、物が詰まりやすくなったりプラークや歯石が沈着しやすくなる。

   【歯肉退縮の改善法・予防法】   

歯肉退縮の治療法はいろいろありますが、基本的には下がってしまった歯茎を完全に元の状態に戻すことは非常に困難です。 

   ■外科的治療法(遊離歯肉移植、結合組織移植)

 他の部位(主に口蓋)から取ってきた歯肉や結合組織を、歯肉退縮の部分に貼り付けます。ただ、そのまましっかりと定着させることはなかなか難しいようです。  

 ■咬合調整 

咬合(噛み合わせ)が歯肉退縮の原因と考えられる場合には、噛み合わせを調整することで、歯肉退縮が改善する場合もあります。   

 ■正しい歯磨き方法を覚える

   正しい歯磨き方法を行うことによって、歯肉退縮が多少改善する場合もあります。 正しい磨き方、正しい歯ブラシ選びをすることは、歯周病の予防となり、また歯肉への負担も少なくなります。そしてそれが、歯肉退縮の予防にもつながるのです。  

 

 

歯科衛生士 石川

尼崎のまえだ歯科では歯周病・歯並び治療に取り組んでいます